今思うコト

空手と経営。

心身の練磨のため50歳から空手を始めて9年目。
長期間行けないこともあるが継続している。

私見だが、空手・武道は、経営・人の道と等しい。
高校生のときも少々空手道場に通っていたが、
当時は子供で、そんなこと思いもしないのも当然。

まず大切なのは「基本」
突きや蹴りなど攻撃する、攻撃を受ける、払う。
そしてオリンピック競技でも注目されている「型」
はた目には見えない相手が目の前にいる。
基本と型の集大成が「組手」
実践である。

道場で耳にした言葉は「経営」と結びついた。
地に沿った「基本」
慣れてくると気付かぬうちに変な癖が付いていたり、何となく流してしまうことがあるが、基本が揺らぐと根底から崩れる。時折立ち返る原点。
理に適った「型」
力の強弱、技の緩急、呼吸の調節。ひとつひとつの所作がまさに理に適う。常に実践を意識していないと何の役にも立たないポーズになってしまう。しくみづくり。
華麗なる「組手」
実戦(実社会)では「型」で描いた通りに相手は動いてくれない。目の前にいる相手との間合い、呼吸を読んだ攻撃、受け返し、さばき。そして相手との戦いでもあるが、最後は自分との闘い。

高校生の時は挫折した。
それからずっと、いつかもう一度と思い、50歳で実現した。
既に還暦間近だが道半ば。
今挫折したら、もう戻れない。空手も経営も。
どちらも大好きだから続けるという単純な話だ。

「頭は低く、目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益する」
道場に掲げられていることば。
人として、経営者として。

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