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それぞれの強みで。

2年前に「宅地建物取引業者」の登録をしました。

でも、土地建物の賃貸・売買の実績は一件もありません。それを目的としていなかったから当然ですね。いわゆる不動産屋さんとして業務を進めるつもりはありませんでした。

じゃあ何するの?・・・当社のお客様、小さなビルのオーナー様に、不動産取引に関する助言やビル管理のことで、「ビルオーナーは楽じゃない!めんどくさい!」を解消するお手伝いがしたい・・・という思いだけでスタートしました。

家賃のことや、テナント募集についても相談をいただきますが、「なんとか取引を成立させたい不動産屋さん」の立場でないため、ちょっと観点が違ったりします。ビルオーナー様の為のお手伝いではありますが、その先のテナント様に喜んでいただくための方策だったり、建物の価値を上げる為の配慮だったり、家賃の金額のことよりも、そんな話で盛り上がります。もちろん最終的には不動産として、適正な価格でテナントがつかなければ無意味ですが、それは不動産屋さんに担ってもらいます。(笑)

本日、2年前に宅建業登録をした時、すぐに不動産に関する問合せを下さったオーナーさんから、再度のご相談をいただきました。土地+建物の購入を予定しているが、何に留意したらよいのか・・・。諸々複雑な条件が絡んでいるため、私の宅建能力では回答不可の部分が多々あり、そこを強みにしている仲間に相談することに。

私のできることとして、「なぜ購入したいのか」「どう活用しようと考えておられるのか」を伺って、その観点で建築サイドの問題点を挙げて、お知らせしようと思います。

ビル管理のことでは、建物の維持管理や、不動産としての価値向上のためにどうすれば?といった相談が増えてきました。テナント様に対しての付加価値、オーナーにとっても有益な提案が無いかと、常に考えています。面白いもので、考えている時にふと関連のプロに出会ったりします。こちらもまた、それぞれの強みを活かすことができれば、良き方向に向かいそうです。

私一人の能力では、難しい問題ばかりですが、それぞれの強みを合体すれば、大きな力となります。

今まで以上に、いかに信頼おけるプロフェッショナルとご縁を広げて行けるか、常にアンテナを張っていようと思う今日この頃です。

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