地元新宿のビルオーナーから「お盆の前に」・・・と、タタミの表替えをご依頼いただきました。
朝イチでタタミを引き取って、夕方までには元通りに和室に戻します。
さて、引取り・・・
こんなに小さなタタミなんですよ。
というのは冗談です(笑)。
タタミの部屋が少なくなっていますから、こんなもの見る機会もありませんよね。
タタミの表替えをする部屋も、生活されていますので、当然箪笥などの家具もあります。
「タタミを上げるのに、荷物があってもいいかしら・・・」とご心配いただきますが、そんな時こそこの小さなタタミの出番なのです。
そうです。箪笥などの家具を一時的に載せておくタタミなんです。同じ高さなら移動も楽ですからね。
畳屋さんから新しい商品の見本をいただきました。
普通の畳の表面と、ちょっと肌合いの違う商品。それに今までなかった清々しい色合いのへり。
「今迄と同じことやって指くわえているだけじゃダメなんです!」と気合いの入った若い職人さん。いいね!
いろいろと熱心に教えてくれてありがとう。
カラフルなへりですね。
思考を振り絞って挑戦していく職人さんの姿が嬉しいです。
私はやっぱり畳には渋めが好みです。
今頃失礼いたします。
「もう和室も減って終わりだよ・・・」
「一工夫すれば違う魅力があるはず!」
考え方次第。
畳屋さんに限った事ではないですね。
ちなみに私が好きなのも無地の紺縁です。(笑)