奥が深い。

昨日から連発で雨漏り調査。
昨日は鉄筋コンクリート造マンション、
今日は鉄骨造住宅。
実はどちらも再調査で、結果だけを言えば原因特定できず…。
本当に雨漏りは奥が深い。
もちろん一発で特定できるケースもあるが、
難しいケースは「ここは原因ではない」ことを、
次々確定していくしかない。
つまり原因究明できなかったことは失敗ではなく、
そこが原因ではないことを明確にすることで、間違いなく原因特定に近づく。
だが、それには時間が必要である。
今回のように「雨が降って翌日出る…」というような
降雨と雨漏り発生に長いタイムラグがある場合は、
原因と想定される個所に次から次へと散水テストしてしまうと、
結局出てきた水がどこから入ったものか解らなくなるので、
覚悟を決めて一日一か所、これぞ一所懸命。
移り気な私は、次の想定箇所へ移動したい気持ちを抑えるのが大変。（笑）
こちらとしても当然早く原因究明ができた方がいいが、
そこが辛抱のしどころなのである。
原因究明まで日々頭から離れることはなく、思いつくと想定図を描く。
こうして時間と手間がかかることは、結果大きな学び・財産となるのだ。
うーん。なにしろ奥が深い。