朝一から数件、請求書を届けて回り
出先で監督のK君から連絡を受けた。
急ぎ新宿の事務所内装工事現場へ。
「床コンクリートから水が浮き出てくるんです…。」
現場に着くと話の通り出てきてる。
まだK君の経験では???の状態だが
すぐさま予測はついた。
明日一緒に対処する約束。
こういう事例がひとつひとつ大事な体験だ。
設備の漏れも、探り方は雨漏りと一緒。
まあ雨漏りよりは、はるかに解りやすいが。
雨漏りに近くて厄介なのは結露。
この時期から依頼が出始める。
結露の原理を簡単に言うとこんな感じ。
風船の中に水が半分入っていて
それが湿度50%の空気とする。
厳密には水蒸気なのだが、
目に見える湯気とは意味が違う細密なもの。
それが空中を浮遊して、冷たい壁にくっつくと
風船が冷えてしぼんでくる。
すると中の水量は元のままなので
ある温度(露点温度)以下になると
水があふれ、露となって現れる。
しからば解決策は
水蒸気を発生させない。
あるいは発生したら排気する。
結露面の温度を上げる。
あるいは冷やさない。
…ということになるのだが
これが現実の「暮らし」においては
なかなか実現できないものだ。
おそらく昔はどちらも少なかったろう。
技術や工法の発展、暮らしの変化が
もたらせた結果。
雨漏りは原因探しが難関。
結露は解決策が難航といったところか…。
出先で監督のK君から連絡を受けた。
急ぎ新宿の事務所内装工事現場へ。
「床コンクリートから水が浮き出てくるんです…。」
現場に着くと話の通り出てきてる。
まだK君の経験では???の状態だが
すぐさま予測はついた。
明日一緒に対処する約束。
こういう事例がひとつひとつ大事な体験だ。
設備の漏れも、探り方は雨漏りと一緒。
まあ雨漏りよりは、はるかに解りやすいが。
雨漏りに近くて厄介なのは結露。
この時期から依頼が出始める。
結露の原理を簡単に言うとこんな感じ。
風船の中に水が半分入っていて
それが湿度50%の空気とする。
厳密には水蒸気なのだが、
目に見える湯気とは意味が違う細密なもの。
それが空中を浮遊して、冷たい壁にくっつくと
風船が冷えてしぼんでくる。
すると中の水量は元のままなので
ある温度(露点温度)以下になると
水があふれ、露となって現れる。
しからば解決策は
水蒸気を発生させない。
あるいは発生したら排気する。
結露面の温度を上げる。
あるいは冷やさない。
…ということになるのだが
これが現実の「暮らし」においては
なかなか実現できないものだ。
おそらく昔はどちらも少なかったろう。
技術や工法の発展、暮らしの変化が
もたらせた結果。
雨漏りは原因探しが難関。
結露は解決策が難航といったところか…。