終日、雨漏り関連の講習テキストづくり。
机の上に5,6冊の参考書をならべて、あちこち調べながらの作業だが
学生時代でもこんなに真剣に学習したことがない。
人に教える為には、まず自らが学び知識の正誤も確認、
そう思うと今まで何気なく使っていた語句まで気にかかる。
なかなか難しいが、これがまたなんとも嬉しく楽しいのだ。
無論、私は学者でもないし学習マニアでもない。
この学び、知識が必ずや
「雨漏りで困る方々や、雨漏り解決に真剣に取組む皆様に役立つ」
という思いがあるからこそ、真剣になれて尚且つ楽しい。
たかが雨漏りではあるが建築の基本の「き」、そして奥深い。
子供の頃から建築の道へ進むことを決めていたが、
若いうちは「なぜ建築という仕事をやるのか」と自問しても
あまり明快な答えが出なかった。(今も若いのだが・・・笑)
造った建物が長い間世に残るから、くらい言ったかな。
今は「建築という仕事を通して、生涯人の役に立つこと」が
私の、そして当社の使命であると思っているので、
そう考えるとブレルことなく建築に関わるすべてに真剣になれる。
だからいつでも「良い仕事」をしたいと思うし
たかが「雨漏り」だからこそ気を入れて取組むのだ。
などと考えつつ、新年初の「会社にお泊り」になるのであった・・・。
もう少し前から気合入れていればいいのに。