会社のしくみ・就業規則などについてジックリと考える。
だいぶ前に「就業規則のつくり方」なる本を買って
ずっとおいたままにしていたが、はじめて目を通すことになった。
私は大学を卒業してからウチの会社に入る前に、
ウチの倍くらいの規模の工務店に勤めさせていただいた。
いわゆる修行という思いだったので、ガムシャラに働いたし
給与のことや就業規則のことなどまったく気にせず、
仕事を早くたくさん覚えることだけに徹していた。
すべては自分が経営者になる為の勉強であり、
当時としてはその動きで良かったと思っている。
だが今になると、雇われる側の心情ももっと知るべきだったのだろうか
という思いにかられる。
お客様に対しては「もしも私の建物だったら・・・」という考えで接する。
それがお客様とってよいことであり、役に立つことであると信じて。
だが、社員に対しては「もしも私が社員だったら・・・」と当てはめると
おそらくそこには大きなギャップが存在することになる。
家族でやってきた会社の息子。
親に感謝して二代目として頑張ることは当たり前。
だが、精神的にはそこから飛び出して一経営者であるべき。
このところそんなことが日々頭の中を巡り、ちょうど良いタイミングで連休になった。
さて散らかっていた机まわりの整理整頓をし、
連休明けには気分一新スタートができる状態になった。
使うかもしれない、いつか参考にするかもしれない、
そんな思いでたまりにたまった資料などを皆処分した。
いつもこうなることがわかっているが、少しの期間は振り返ることもあり
どうしても重ね重ねて山になってしまう。
一気に風通しが良くなったし、新しい物が入って来るような気持ちになった。
よし。