オフィスビルの一室で内装工事中。
始めに行う作業は『養生』
汚さない・傷つけないことを主目的としています。
その中で特に気にかかるのが、エレベーターの押しボタン。
作業の都合上、塗料や汚れのついた手袋をしていたり、時には素手でさえ汚れていることもあります。
養生の手法として、以前は押しボタン全面に「透明のビニール」を貼っていましたが、 これだと大きな落ち度があります。
他室の方々が押すのもビニールの上になるため、押しボタンは汚れずとも、テナントの指が汚れてしまいます。 だんだん汚れてくるビニール・・・触りたくないですよね。
特に今は「新型コロナ」が汚れ以上の猛威。
目的を「汚さない」ことから、しっかりと「分ける」ことに移行しました。 作業者はこんな風に使います。↓
ホールの押しボタンにはこんな工夫。
テナントの方々は、この状態で通常通り押していただきます。↓
作業者は、プラ板を持ち上げて押します。 ↓
そしてテナント用とは別に、専用の消毒液も当然備え付け。
「分ける」という視点で変化が生まれます。