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だからこそ。

午前中は渋谷のリフォーム現場にて監督。
今日から着工で、塗装業者と電気業者が入っている。
どちらも古くからの業者で、職人さんもずっと代わらず気心も知れている仲だ。
とはいえ現場においては、そんな仲だからこそ「細かく・うるさく・しつこく」
突っ込んだ指示や打合せを心がけなければならない。
それを惜しまずにできる仲でなければ
結果としてお客様に良い仕事を提供することができない。
職人にとっては「分かってるよ」と言いたくなるようなことでも、
元請けとして、繰り返し繰り返し摺り込むようにしている。
それが当社の姿勢・仕事だということを、常に伝える必要があると思っている。
信頼していないのではない。
むしろ信頼し合っているからこそ、そうあり続けたいからこそ出来ること。
お互いに納得できる範囲まで打合せができたので、
お任せして現場を離れ、新築工事の入札見積提出へ向かう。
建築主が当社の取引先であり、それこそ長年のお付き合いで気心が知れている。
だからこそシッカリと「けじめ」ある姿勢で臨んだので、
これでどのような結果が出ようとも、信頼関係が揺らぐことはない。
長年築きあげた信頼関係も、失うは一瞬である。
信頼に慣れてしまってはならない。