ビル・建物について

みんなハッピー。

『貸室の台所レンジフード、壊れたから大至急取替えてあげて!』
とご依頼を受けました。
大家さんは、借りている方のご不便を、できるだけ早く解決してあげたい思い。
レンジフードの型番もわかっていましたので、即手配することもできますが、
ちょっと一呼吸おいて現場を確認することにしました。
お住まいの方を訪ねると、
『煙をまったく吸い込んでいかないし、外の吹き出し口からも風が出ていない!』
確認させていただくと、確かにその通りでした。
でも・・・ファンは動いているんです。
となると疑うべきことがあります。
台所のレンジフード排気管は、通常直径150φ。
そうすると、排気口のところにファイヤーダンパーという物を付けなければいけません。
火災が発生した時に排気ダクトを通じて、隣家への延焼を防ぐために、
パタンと蓋が閉まる設備です。
仕掛けは簡単。
バネで閉まろうとする蓋を銅製のクリップではさみ、
加熱するとクリップが溶けて、ふたが閉まる。
そのクリップが何らかの事情で破断し、(想定はできていますが省略~)
蓋が閉まった状態になっていたのでした。
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これでは当然排気が出来ません。
正しくはまた銅製のクリップで挟むところですが、
応急処置として事務用のクリップで挟んで、今日のところは復旧。
また改めて正式の処置という事で。
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レンジフード取替えという大ごとにならず、
大家さんもお住まいの方も、お喜びくださいました。
喜んでいただいた当社もハッピー!
めでたしめでたし。(笑)