地元Sビル外装工事の進捗状況のチェック日です。
まずは屋外鉄骨階段。
今回の工事で、お客様が一番気にしている、そして改善を期待されているところです。
当たり前ですが「屋外」なので、常時雨にさらされて、鉄部のいたみも顕著ですが、
なにより階段・踊り場の床に大量に流れ込んでくる雨水が、
床面の勾配不良や、段鼻のノンスリップ金物によって、
たっぷり溜まったままになってしまうことが、一番のお悩みの種でした。
雨の日にその状況を良く確認し、ココ!と思われる場所に、
排水口・排水金物を設置、そこから地上まで排水する配管をする計画。
うーん・・・凄くうまくできている!(笑)
これなら外観を損なうことなく、適切に雨水の処理ができそうです。
現場監督のK君の入念な計画と丁寧な施工、いいね。
続いて屋上やバルコニーのチェック。
ここは工事にあたり、お客様が一番ご心配されていた部分です。
何をかと言うと、多くの植木や不要になってしまった品物など、
「施工のお邪魔になって申し訳ない・・・」とご心配されていたのです。
ですが、今日のチェックではまったく何もありません。
理由は簡単。
今回がチャンスと不要物の処理をお勧めし、手伝ってパッと片付け。
大切にしている植木類は、すべて当社の駐車場や花壇に移動。
車だと2分程度の距離なので、苦もなく整理ができました。
預かり植木については、もし枯れた場合はご容赦いただくことになっていますが、
日々の水やりで、いくつか花も咲き始めたので大丈夫でしょう。
最後に足場の上にあがって、ぐるっと工事の状況を見て廻りますが、
8階建てなので、結構時間がかかります。
タイルの貼り替え補修、シーリングの打替え、吹き付け面・・・などなど
K君と一緒に確認し、不良個所・気がかり点を指摘して終了です。
その中、見積り外の項目で、いくつか問題点を発見。
どうすることがお客様にとって最善か・・・。
更によーく考えて提案させていただきます。
当たり前ですが、現場は実際に行かないと見えません。
いくら写真や図で説明を受けても、現物にはかないませんね。
チェックのタイミングを誤ると、工事の進行に影響が出ます。
そこには日々のコミュニケーションや日報の確認などが効いてきます。
大事なタイミングを逃さぬように。