朝イチで地元の外装現場をスタート。
今日は塗装工が7名も入るので、現場の注意点・近隣への配慮など、
全員にいきわたるようミッチリ朝礼。
そのあと神楽坂のリサイクル着物店へ、マネキンを置く台を納品。
勾配のきつい道路に置くため、脚の長さが4点とも違うのだけど、
採寸・図面・製作と、3拍子揃ってバッチリの納まり。(笑)
そこから日本橋人形町へ。
今から19年前に建築させていただいた、S造5階建て住宅。
駐車場のオーバースライドドアーのスプリングが外れてしまい、
建設当時、まだ中学生だったお嬢さんと打合せ。
現在は一級建築士を取得されて、設計のお仕事をしておられます。
打合せをするなか、ちょうどお父様がご帰宅。
当時のまんまの明るく豪快な笑顔で「おー!元気?」
まさか今日お会いできるとは・・・
というのも現在は千葉県に、お嬢さんの設計による住宅を建て、
ご夫婦で移住されていてるからです。
たまたま久々にお戻りになったところでお会いできました。
伺えば太平洋を目の前に、朝日から夕陽まで浴び続ける場所で、
悠々自適の暮らしをされているとのこと。
しかもお嬢さんの設計というのが、何より嬉しい様があふれています。
素敵ですね。
建築後3年ほどで、大変なご迷惑をおかけしました。
設計のご担当者と、施工の責任者である私の判断で外壁に貼ったタイルに、
結果として不具合が生じてしまい、足場を掛けて修復をすることになってしまいました。
もちろん費用は当方で負担をしましたが、
そんなこと以上にご家族の精神的不安、生活のご不便には計り知れないものがありました。
私の未熟さゆえに、説明もお詫びも誠意も足りなかったと反省しています。
あの時、ご夫婦でビシっとお叱りくださったことで、今の私が存在しています。
そして、その後はまた笑顔でお迎えくださいました。
本当に敬意と感謝の思いでいっぱいです。
いろいろなことが思い出されてきました。
あの方に、この方にもご指導いただいた・・・。
あんなこと、こんなことがあった・・・。
平成元年から自社に勤めて22年、
皆さまのお陰で、今があります。
ありがとうございます。