15年ほど前に弊社で建築した、渋谷のS造8階建てオフィスビル。
弊社スタッフから「肝を冷やした」…との報告。
最上階の住居部分で空調工事をしていたところ、テナントからエレベーターが動かないとの連絡。
エレベーターのかご内からは「中にいます!」との声。
エレベーター会社へは自動的に通報がいくため、しばらくして技術者も到着し、扉を開けて無事救出。
エレベーター技術者からは、当方の工事による影響ではないかと質問攻めだったようだが、
作業内容は全く関係ないことは明らか。まあ、疑われるのも無理はない…。
原因は、なんと「ネズミ」
エレベーターシャフト内の配線をかじられたことで、制御装置が作動したとのこと。
そんなことあるの~?という感じだが、渋谷では結構多発しているそうだ。
多発しているなら、当方の工事よりもまずそちらを疑ってほしかったが…。
先般、別の建物でもネズミが原因の事故があった。
鉄筋コンクリート造マンションの、2階から1階への漏水。
洗濯機を使った漏ったとのこと。
居住者は「毎日洗濯しているのになぜ今日に限って??」
床をはがして調査したところ、洗濯パン排水ジャバラ管のあちこちをかじられていて、
徐々に漏水が広がった模様。
謎の漏電や漏水は「ネズミ」も疑え!今年ならではの教訓です。