雨漏り

散水調査『虫の知らせ』

本日は雨漏り原因の究明。
「散水調査」による雨漏りの再現が、最も効果的かつ信憑性が高い。

散水開始から、間もなく雨水浸出を再現する場合もあるが、長時間を要することもしばしば。
本件では45分で雨水進出を確認。 「〇分くらいで出るのでは…」と軽く考えて始めた後の長時間散水はとても苦しい。
また、「もしかしてここが原因ではないのかも…」などという気持ちもグッと抑えて散水。

そして再現。

この雨水浸出確認の瞬間は、何とも言えぬ達成感・安堵感が入り混じる。

「もうすぐ出ますよ!」という「虫の知らせ」があることを確信した。
この「虫の知らせ」、今回で3回目だから間違いないと思う。
これは経験値とか勘とか、あるいは超能力でもない。

雨水浸出位置の周囲、木枠の隙間などから、まさに「虫」が出てくるのである。
極小のクモや、名も知らぬ子虫が、
「自分の住処に水が来た~!」と言わんばかりに飛び出してくるのである。

過去2回の経験から、子虫を見たとたんに「おっ!来るぞ!」と目を見開き、
5分後に水が滴り落ちた。

本来「虫の知らせ」は良くないことの予感・・・
でも、散水調査においては良き前兆なのである。

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