今思うコト

八×オリパラ=チャンス?

2020年、まだまだ先と思っていたオリンピックイヤーになった。
7月24日のオリンピック開会式から9月6日のパラリンピックの閉会式まで1カ月半程度だが、私たちの仕事は6月半ばから9月半ばまでの3カ月間は落ち込むと見込んでいる。
ただでさえ二八の8月で、猛暑・子供の夏休み・盆休みなど、購買意欲がそがれる時期。
そしてオリンピックとなれば、気分・交通混雑・高速代限定値上げ、などが掛け算となり、「まあ、オリンピック中はやめておこうよ。」という空気になっても不思議ではない。

昨年暮れのスーパー銭湯で、出稼ぎから帰省する途中で立ち寄った、という職人さんの会話を聞いた。
「春からは〇〇島に行く。この夏の東京は仕事にならんから。」
この職人さんは、大手ゼネコンのオリンピック関連工事が無くなるから、という意味合いかも知れない。
だが、我々中小企業は特にオリパラの影響もなかったうえに、オリパラ本番で苦しむのではという恐れを感じている。

仕事始めの夕方、社員と杯を傾けながらそんな話をした。
私ごときの予測は大外れの可能性大である。むしろ当たれば驚きだ。
でもそれが当たるという前提で考えておけば、どちらに転んだって問題ない。

仕事が切れることを恐れて動かないのではなく、別のチャンスを探し出す。
必ず「この期間だからこそ・この季節だからこそ」という顧客ニーズがあるはず。
今日喋れて良かった。
口から出しちゃったから、あとは良く考えて動くだけ。
一丸となって。

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