管理ビルのエレベーターリニューアル工事。
暮れの28日(土)から、日曜日・正月も通しで本日5日(日)まで、今しがたすべての養生が取り外されて完了。
微々たるスケジュールの変動や、テナントへのご迷惑があったものの、大きなトラブルなく「無事に完了」。
工事中、最上階(RF=9F床)まで階段で昇降していたビルオーナーは、電気やエレベーターの有難みを胸に刻まれました。
途中テナントさんも数名出社されて息を切らしておられましたので、その方々は明朝出社時の喜びも一層大きくなるやしれません。
エレベーター、電気、水道、世のあらゆるものが「あって当たり前」の時代。
災害などで失った時に、初めて有難みがわかる・・・そう知っていても、結局は当たり前に過ごしてしまいます。
年末年始休暇中の工事は 『テナントへの影響・迷惑を極力少なく』というミッションによるものですが、終わってみると、テナントさんも少しだけ苦労を共有された方が良かったのかな、という思いも残ります。
私たちが携わる規模の建物では、基本的にエレベーターは1台だけ。必ず階段の昇降が伴うので、どこに主眼を置いて工事計画を立てるか、頭の使いどころです。
今年の秋に、8階建てマンションのエレベーターリニューアルを計画しています。
こちらは上層階に、単身高齢者・在宅介護を受けている方など多数居住されています。建物の経年と共に居住者が高齢化しているケースは更に増え続けます。
工事はエレベーター会社が行うものですが、管理サイドの弊社としては、その工事に隠れた「不便・不満」を察知して作戦を練っています。
『やっぱり恵さんが入ると違うね!』に向けて努力いたします。