「和室の床がフカフカして困るのよ・・・それと、浴室入り口の足元もね・・・」
地元の古いマンションで、床の修理ご依頼をいただきました。現地確認に伺うと、和室は確かにググッと沈む感じ。浴室の下枠も腐食が進んでいる様子。
不動産会社様を介してのご依頼でしたので、工事前にマンション入居者に通知する旨お伝えしたところ、「大丈夫ですよ。一日の工事ですし。」とお許しいただきました。
でも、実は「大丈夫です。」・・・が大丈夫じゃなかった経験が豊富なんです(笑)。
何しろ床をいじる訳ですから、コンクリートを通してほぼ全館に音は伝わる訳です。知らせなく工事が始まったら、私ならどう思うか?と考えればおのずと答えは出るものです。
心配性であることも確かです。(笑)でも、それが功を奏することもあります。結局事前に、他室10件全部にご挨拶廻りをしました。
その結果・・・
■何するの?と、工事の内容をご心配されている方。
■ご丁寧にありがとう!と、とても喜んでくださった方。
■何日かかるの?と、不安げな方。
当然ですが十人十色の反応があります。
その中、スタジオを運営されている方がおられ、「11時から30分間、収録があるので音が心配・・・」とのことでしたので、その間を作業中止とする旨お約束しました。事前にご迷惑を回避できて良かったです。
そして工事はトラブルひとつなく、お客様にも心からの感謝のお言葉をいただき、完了することができました。
「大丈夫」は要注意ですね(笑)