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「常識」は捨てないと。

30年前…13L 20年前…10L 5年前…4.8L
さて、何の数字かお解りですか?
正解は『大便を流すのに使用する水の量』です。
TOTOのショールームで、衛生設備機器の進化を見てきました。
30年前の便器では13Lの水を使うのが常識でしたが、
現在では3.8Lで流す便器まで出現しています。
日本の便器は優秀で、30年使ってもほとんど壊れませんが、
『生活水の中で、一人当たり消費量が最も多いのはトイレ』
とあれば、どこかで交代のタイミングが必要かもしれませんね。
『高齢化社会』に向けての取組も、目を見張るものがありました。
昔は、「便所は片隅に狭く配置する」のが常識でしたが、
これからの時代は、それでは通用しないことを実感。
こんなものも発売されるようです。
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ベッドの脇、排水管がそこになくてもトイレが設置できる…
「排水管の勾配が取れなきゃ無理!」
「部屋の中にトイレなんてありえない!」
そんな思い込みは捨てなければいけませんね。
すべてにおいて、自分の「常識・当たり前」を疑うこと。
そのことを教えてもらったような気がします。