建物の最も基本的な機能は『雨をしのぐこと』
それがなされず、雨漏りによって精神的にも経済的にも、
害を被る消費者の方が後を絶ちません。
ひとりでも多く救いたい・建築のプロとして世の中に役立ちたい・・・
そこで、真面目に雨漏りに取り組む『雨漏り診断士』を育成しようと、
5年前に5人の精鋭(?笑)で立ち上げた組織が、『NPO法人雨漏り診断士協会』です。
今日は月に一度の定例会議の日ですが、
その前に「日経ホームビルダー」の、記者・編集部の方々が取材にお越し下さいました。
屋根にまつわる雨漏り事例・雨漏り防止、昨今の傾向などについて情報交換。
毎年、雨漏りに関する記事は書かれているものの、雨漏りトラブルは後を絶たず、
繰り返し啓蒙活動を続けていくしかないのが現状とのこと。
雨漏りは、瑕疵担保保証の重要な一翼なので、
ますます今こそ力を入れて、学び、事故を減らす必要性が高まっています。
いずれ、雨漏りのない社会が実現されれば、
『雨漏り診断士』も『NPO法人雨漏り診断士協会』も、
世の中に必要とされなくなるかもしれません。
むしろそれが究極の理想像だと思います。
ですが今のところは、全国各地の『雨漏り診断士』の方々に、
ご活躍いただかなければならない状況であることは、間違いない・・・
取材に応じながらそんな事を実感していました。
雨漏りに真剣に取り組む同志、建築・不動産関係の方々にむけて、
『雨漏り診断スキルアップセミナー』を開催します。
今こそ。