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プロの設計士。

先日終えたオフィス改造工事。
最終清算見積もりを出してご請求・・・ということで、
お客様よりも前に、設計監理者に提示をさせていただいた。
そこで見解の相違発生。
1月末の段階で提示した追加工事見積もりについて、
双方の理解にズレがあったことが判明した。
私としては、当時のメールや見積書の記載内容を、
何度確認しても不備がないため、ここは明確に意見を言わせていただいた。
私よりも一回り以上若い?と思われる設計者であるが、
とても熱心で緻密、そして極めて適正な監理をしてくださった。
毎回の議事録も含め、本当にきっちりとして素晴らしい。
そのなかで起きた、たった一点の思い違いで、金額としては約20万円。
彼はお客様に「監理者として、あってはならないミス。私がお支払いします。」と、
お話をされた。
こんなことをキッパリと言う、設計者に出会ったのは初めてである。
私に対しても、深くお詫びをされた。申し訳ないくらいに。
更に、今後同じ間違いが起きないよう、
打合わせや記録の仕組みについて、改善策を示された。
覚悟を決めてお話をされたことに、お客様が応えた。
お客様も設計者と同じくらいの若さだが、
「今後の仕事で返してくれればいいから。」とお支払いくださることに。
お二人とも、若いが見習うところ大である。
プロの設計士に出会った。