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カメとウサギ。

朝イチでS区のホームエレベーター設置打合せ。
現在、N区とS区でホームエレベーター設置計画に携わっている。
どちらもお子様の体の事情やご高齢によって、
どうしても必要な設備としてご希望されている。
N区の方は、計画開始からもうかれこれ半年以上経ち、まだカメのように歩んでいる。
一方S区の方は、計画の話から一週間しかたっていないが、
本日役所で話をした様子では、完全にN区を抜き去るウサギになりそうだ。
あの忌まわしい「構造偽装」の問題依頼、
建物の構造に関する部分について、とても厳しい判断を下される。
それはある一面正しい。
ただ、それに伴いなんとも理不尽と思われる要求が多すぎて、
歩みがまったくカメ状態になってしまう。
N区では、昨今のホームエレベーター設置はほとんどないとのこと。
なぜなら、役所からの要求に応えるには、金銭的にも物理的にも無理なことが多すぎて、
ほとんど断念してしまうからだそうだ。
役所の人が言うのだから間違いない。(笑)
こちらとしても単なる我ままを通したり、情状酌量を求めるつもりはない。
だが、同じ役所の中なのだから「福祉」の部署の観点も含めて、
相談に乗ってくれてもいいのではなかろうか?
残念ながら、その辺の前向きな姿勢を一切感じることができない。
なぜ、S区については、今日の打合せだけでウサギになるか感じたか。
構造的な部分についてはいくつかの要求があった。
だが、それは理不尽な内容ではない。
当然守るべき、計算すべき、届け出をすべき内容であるし、
建物の責任者である施主も、設計のプロも施工のプロも、
力を合わせてその点はクリヤーしていかなければならない。
そして、それがクリヤーできないときは潔く諦める覚悟もしている。
最後の一言でウサギになると感じた。
「福祉優先で考えましょう。」
「もちろん構造は大切。
でも福祉優先の観点を持って、前向きに実現に向けて役立つように努力します。」
という気持ちを感じたからである。
それぞれの区で、一貫した方針があるのだろう。
だからN区を批判するつもりも、担当者を責めるつもりも全くない。
ただただ・・・
カメもウサギもなるべく早くゴールインさせてあげたいだけだ。