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お客様のお客様。

連休中に内装解体工事を終えた近所の米屋さんで、後の内装工事について打合せ。
1階の店舗は昔ながらの形態で、半分が商店・半分が台所兼食堂。
ご飯をサッと食べては店番や配達をする・・・そうして頑張ってきたのでしょう。
「ここを生活に使っているよりも、貸せるようにして家賃収入を。」
現在のご商売の状況から見て、多少生活の不便が生じても、
時代と町の変化に合わせた方が正しい、とのご選択をされた結果だ。
であれば、その選択がお客様にとって最善の結果となるよう、
建物のプロとして最善の努力をさせていただく。
電気・水道の既存店舗との振分けや、防犯・防災上の配慮、
表のシャッターの分離やフロントサッシの形状など、
いろいろと検討し、図面化する。
その図面は不動産物件として必要なデーターとなる。
今回は工事の終わりで完結ではなく、
無事にテナントさんがついて、お客様がホッと安心されるところまでお付き合い。
もし、私が借り手だったら、どんな付加価値を求めるだろう・・・。
お客様の更にむこうのお客様の視点で。