経営者頭で。

朝イチで近所の内装工事現場を始動して、世田谷へ移動。
玄関の下駄箱甲板の改修・天井への埋め込み照明器具の取付で、
大工のＴさん、電気屋のＳさんが作業中。
このコンビは安心して任せておけるので、
確認に行くこともないのだけど、と思いながら現地へ。
案の定うまく進んではいたのだが、
珍しく大工のＴさんが造ってきた甲板の寸法に誤りがあり、
ご主人のご了解を得たとはいえ、壁のクロスに補修が出てしまった。
玄関という性質上、この補修は目立ち、許すことができないと判断し、
張替範囲を決めて即座に職方の手配。
もちろん間違いがなければ一番良い話で、
お客様がご理解くださったことで救われました。ありがとうございます。
午後は地元に戻り、最若手Ｋ監督のいるＮビル内装工事現場へ。
床仕上げの長尺シート貼りも終わりに近付いていたが、
心配していた下地の不陸もそれほど目立たない。
昨晩、下地の一部に不具合が見つかり、Ｋ監督が大慌てで修復していたが、
そこも全く問題なくなっている。
また、床仕上げの前にと指示していた、排水枡の清掃も綺麗に終わっている。
沈殿したヘドロがガラ袋一杯出たそうで、Ｋ監督も満足気？（笑）
土曜日に引き渡しになるので、立会いのお願いも含めオーナーに報告。
「社長がこき使うから、監督のＫが辞めたいって言ってたぞ！（笑）」
と脅されましたが、当社への称賛として受け止めさせていただきます。（笑）
ベテランのＩ監督、二番手Ｋ監督、そして最若手Ｋ監督と、
任せて安心の人財がそろっていて、経営者として感謝に堪えない。
夜７時からは町内のお年寄り宅へ。
９４歳のおじいさんで、「昔話を後世に伝えたい」とのご意向を受け、
たまに訪問してお話を聴かせて頂いている。
なにしろ頭は明瞭、声はハキハキ、１時間や２時間は平気で話ができる・・・。
私の２倍の年齢。驚きです。
「聴く姿勢」会社経営の糧にさせていただきます。