よーく考えよう。

午前中は新宿住吉町で一件、内装改修工事の打合せ。
いつも何かと気にかけてくださるお得意様。
見積書の説明を始めようとすると「お任せしますから」と、いつもの笑顔。
本当にありがとうございます。
良い仕事をあげるよう頑張ります。
午後イチ、千駄ヶ谷の得意先で現場調査。
こちらもいつでもすべてをお任せ頂いています。
今回のご相談は「車椅子の昇降」
道路から玄関に向かって、階段で２メートル程の高低差。
車椅子ごと持ち上げて・・・だと男性２人でやっとの状況なので、
ちょっとお散歩に出たい時でも控えざるを得ない。
そこでなんとか昇降できる装置を、というご相談でした。
この高低差を解消する装置を探すと選択肢も少なく、
使えそうな物があっても何とも大げさな物になってしまいます。
帰りがけの車でも、社に戻ってからも頭の中がそのことで一杯。
そのあともう一件、新宿二丁目で自動ドア改修の現場調査。
こちらも毎度のお得意様。
浅草にも店を出しているリサイクル着物店の、
とても穏やかで真面目な社長さんです。
自動ドアを手動の引き戸に換えるご相談でした。
社に戻って手法を考えていましたが、
信頼するサッシ・ガラス業者に相談したところ、なるほどの素晴らしい案。
発想を換えるとこういう納まりもあるんだ・・・。
と、思いながらまた車椅子の昇降に頭が戻り、先ほどの学習から発想の転換。
「あー！」っと思いつき、さっそくネットで検索して発見。
昇降機・段差解消機に頭を固定していましたが、
延々とそれを考え抜いた結果「待てよ。車椅子で昇降できるのないの？」
という方向に頭が転換。
何しろ頭が固いので、そこに行き着くまでが長いです。（笑）
これ、行けそうです。
さっそく資料をプリントアウト、一筆添えて玄関先の郵便受けにお届け。
遅くなってしまったので、見られるのは明朝でしょう。
とにかくすべてにおいて、よーく考えること。癖にしたいものです。
車椅子のこと、よーく考えてみると工事にはなりませんね。（笑）