設計事務所デー。

会社で小工事の見積りを数件まとめ、杉並の設計事務所へ。
新築工事案件の見積御依頼をいただいた。
一昨年の暮れにも見積をさせていただいたが、その時は他社様に落札。
その後半年程たってから、ご自身の設計物件の「雨漏り」でご相談を受けた。
まだ建ったばかりで、施工した工務店様もおられたので
雨漏りの可能性あるポイントについて列記し、散水テストをお勧めした。
たった一点の雨漏りだが、漏れば０点。
そのことを痛感されているようであった。
建築という仕事にリスクが増大してきていることを、先生も感じておられるようで、
前はとにかく誰の仕事でも受ける姿勢だったが、現在はその以前によく面談をし、
建築の仕事にたいしてどんな感覚を持っているのか察知し、
場合によっては設計をお断りするようにしているとのこと。
とても人間味あふれる先生で、現場の職人さんと対話をしながら、
みんなの力を結集して、良い仕事を上げようという気持ちがにじみ出ている。
思わず新築図面よりも脱線話で盛り上がってしまった。（笑）
昼に会社に戻り、今度は近所の設計事務所へ行って図面受け。
こちらは得意先のビルの改修工事案件。
地下と１階を一体にして貸すために、
一部スラブを開口、周囲を補強して螺旋階段を取付ける工事。
そこから千駄ヶ谷の設計事務所を訪ね、
ご依頼を受けていたキッチン入替提案について説明。
その足で千駄ヶ谷の得意先に。
入院をされているおばあ様が、お誕生日ということで一時ご帰宅され、
ご親戚が集まってお祝いをされるのだが、車椅子でのご帰宅となるので
室内のちょっとした段差解消と、和室の畳・敷居を傷にしないようにしたい
とのご依頼であった。
午前中に当社の若手ＫＫコンビが仕事を済ませているので、そのチェック。
大変お喜びいただいて何より。
ささやかながら、お花の誕生日プレゼントをおいて帰社。
会社に戻ってからは２件の見積案件の整理に入り
業者へのファクス、図面焼きなどを指示して積算の準備。
そのなか先日見積もりを出していた外装改修工事の件で、
窓口の設計事務所からお電話頂戴し、工事進めて良しとのこと。
ありがとうございます。首の皮がつながりました。（苦笑）
他に小工事の見積りも多数あるので、
頭の中をキッチリ整理して、順番を組立てなければならない。
いっぺんにできる能力はないから。
いつも散らかっている机が更に…。