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子供たちにありがとう。

見積の締切はもうちょっと先だが、
昨夜はほぼ徹夜状態まで頑張って追いこんだ。
今日、日曜日は長男の高校で「野球部3年生を送る会」があり
何としても出席したかったのだ。
先ずは雲ひとつない真っ青な空のもと
グラウンドで式典。
父母の席も用意されている。
親たちは皆、子供の野球を応援し支えてきた。
だが、普段はグラウンドの中だけは一歩も踏みいれられない。
そこは子供たちが自分だけで鍛えたり学んだり、
時には苦しんだり助け合ったりする場所。
いわば小さな社会なのである。
この中で過ごした3年間は今後の成長に大きな意味を持つ。
そのグラウンドにこの最後の日だけは一緒にいることができる。
横に並ぶ3年生はみんな坊主頭ではなく、見分けがつかない。(笑)
「こうしてチームの仲間とグラウンドに揃うのは今日が最後です…。」
という指導者の方の言葉に目頭が熱くなる。
グラウンドをじっと見つめると、
子供たちのプレーする姿がくっきりと浮かんでくる。
少年野球からのことがぐるぐると頭を巡ってくる。
式典を終え、食堂に移動しての懇親会。
卒部生一人一人の言葉を聞くことができる。
すべての子供たちが我が子のような気持になるから不思議だ。
そんな中、今まで一度も親が応援に来なかった子がいた。
小学校からお父さん一人だけで、一生懸命育ててくれたこと
野球をやらせてくれたことに感謝して涙した。
この場にもお父さんは来ることができなかった。
彼は父母会の手伝いをできなかった父のお詫びまで述べた…。
人にはそれぞれいろいろな事情がある。
もちろん誰もそれを代って背負うことはできない。
一緒に涙することすら、何の役にも立つものではないかもしれない。
だが、ちょっとだけ一緒に泣かせてもらった。
君たちのおかげで楽しかった。感動の連続だった。
心から言わせてもらうよ。
本当にありがとう。