朝イチで近所の美容室設備配管改修工事をスタートさせてから、
昨日に続いて雨漏り診断士のKさんに同行し、雨漏り調査。
ほぼ同じ形状の建物が3棟並んでいて、そのうちの2棟が雨漏りし、
連日の調査となっている。
雨漏り発生場所はそれぞれ違うところ。
昨日同様Kさんのテキパキな段取りでスタートし、
「ここは原因じゃない」ところを見つけていく。
いきなり「ここが原因だ!」となる場合もたまにはあるが、
たいていは「原因じゃない」探しを重ねて、最終的に原因を突き止めることになる。
つまり、ここからは出ない・・・ここからも出ない・・・まだ出ない・・・というのは
調査がうまく行っていないのではなく、
確実に原因究明が近付いていることを意味する。
はじめの仮説で「ここじゃないか?」と思う箇所があっても、
自然の水の流れから見て、下流からじっくりやらねば正しい答えは出ない。
今日は昨日よりも時間がかかったが、原因を特定。
正直言って私の中では、原因の優先順位としてはかなり低い場所であった。
それはKさんの思いも同様で、あらためて雨漏りの奥深さを実感した。
形状の同じ建物で、まったく違う雨漏りを確認することができたことは
今後の調査に大いに役立つ。
これが、同じ建物=同じ雨漏りだったら、また一つの固定観念を持つところだった。