今日は午前中、見積図面の内容確認と質疑のまとめ。
特記仕様のなかの記載事項について、質問するかどうか迷う・・・。
「軽微な地中障害物撤去工事、発生材引き取りとも一式含む」
更に・・・
「設計図書に記載なくとも、外観上、構造上、設備上当然必要と認められるものは
係員の指示に従い、請負金額の範囲内において施工するものとする。」
これでいいのだろうか。
地中に埋まっているものは見えないし、
土地を手に入れた者が、隠れたる負債も請けるのが筋だと思う。
(施主にそれを正しく伝えるのも、プロの設計者の仕事と思う。)
施工者だって、みすみす雨漏りや他の欠陥が起きるのがわかっていれば、
描いてなくたってできうる限りは手を尽くす。
だが本来は「当然必要と認められるもの」は描くのがプロの設計者であろうし、
描き落としたら自らが責を負うという覚悟が必要ではないだろうか。
いろいろな考え方・言い回しがあるから、一概に批判するつもりはない。
ただ、私自身は「筋道」を見失うことなく、
どんなことがあっても、覚悟を決めて自分を裏切らずに行こうと思う。
弱さでつい自分を裏切りかけるかもしれないが、
そこで我に帰って自らを律することができなかったら、
この仕事をやり続けることはできない。
と、そんなことお堅く宣言するまでもなく、当たり前のことでしたね。(笑)
さあ、明日も頑張ろうっと。