千葉でアパート住まいの長男が一時帰宅。
大学で希望学部に入れるか、その選別の試験を終えて戻ってきた。
なんとしても体育学部に進みたいらしいが、取ってくれる枠は小さく希望者は多く
難関のようだ。
小学校の時に将来何になる？と聞けば「プロ野球選手。」
でもどうしてもプロ野球選手になれなかったら？という私のくどい問いには、
「とにかく野球に関係あること」と言っていた。
体育学部に進んで、いずれは高校野球の選手を指導・サポートして甲子園に行くそうだ。
選手になる。トレーナーになる。指導者になる。はたまたスポーツ店の野球道具売り場に・・・
過去にはいろいろな話を聴いてきた。
それらはみな「野球に関わりたい」という思いに対しての手段。
きっとあいつはどんな手を使っても（笑）自分の思いを叶える。
一途にその思いを貫けば、元の夢である「プロの野球選手」はなれなくても、
なにか「野球に関するプロ」にはなれるかもしれない。
だいぶ前から当社の後継ぎ構想からは外しておいた。（笑）
人に話せば「でも、わからないもんだってば。結局戻ってくるもんだよ。」
と、良く言われたものだが、やはり血の繋がっている私の勘が正しかったようだ。
それにしても話すことがだいぶ大人になった。
同じ年の頃の自分を振り返れば、恥ずかしながらこんなにシッカリ考えていなかった。
もしも子供に戻れるなら、お前のように少年野球から・・・。
いや俺はこれでいい。（笑）