カテゴリ未分類

現場は生きている

木造二世帯住宅のU様邸。

今日はご両親が、はじめて現場にお越しくださった。

まだ2階3階への階段ができていないので、

1階と外観しか見ることができないが

室内の間取りは理解できるところまで進んでおり、

また、大事な骨格の柱や筋交いなども見ることができる、ちょうど良いタイミング。

 

ご両親はもう何度も住み替えをされており

伺えばなんと、ここが11軒目のお住まいになるとのこと。

現場に来られても、なんだか落ち着いた感じが漂っている。

若輩の私は、若干緊張気味での現場案内となったが、

「想像していたより、シッカリしている。」

と大変ありがたいご感想を頂き、内心ホッとしたのであった。

完成の時にも、よきご感想をいただけるようにがんばろう。

 

日曜日なので職方は全休。

こういう中で現場内を歩くと、いつも見えないことが見える。

あれ、なんでこうなっているのだろう?

ココはこの製品ではないはず・・・

あそこの雨仕舞いは要注意だな。

と、不思議なほどいろいろ見えてくるのだ。

 

躍動する現場も好きだが、静かに休息する現場も好きだ。

本当に現場は生き物だと思う。

連休が明ければ、また目を覚ます。