昨年の7月に完成した、鮨店の内装でトラブルが発生した。
座敷の壁仕上は、ご希望によって和調のビニールクロス、
そこに杉の巾木を張っている。
乾燥した材料を使ってはいたのだが、木がやせてしまった。
ビニールクロスが引っ張られて切れている。
更に障子の枠廻り。
今回の納まりは枠の厚みをすべて見せずに「はっかけ」にしている。
3ミリ程度しか枠を見せないために、
クロスの下では木と石膏ボードの下地が混在している。(これじゃわからん!・・・笑)
そのクロスの下に隠れた木の部分もやせてしまい、
枠廻りグルッとクロスがくぼんでしまっている。
というわけで本日はすべて張替。
ここまで明確に結果が出ていれば覚悟もしやすい。
「もうこの先はやせないでくれよ」と祈りつつ・・・。
社員全員にこのことを伝え、今後に生かすしかない。
杉のダイエットには気をつけよう・・・。