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地域のせんせい

天気予報の通り、ゴールデンウイークあたりの陽気の中、

終日スポーツに明け暮れた。

まずは子供を通して知り合った、お父さんチームのソフトボール。

軟式野球チームとして活動しているのだが、

そのつながりで新宿区ソフトボール連盟にも登録し、大会に出場している。

朝7時に集合して2試合。結果はどちらも惨敗。

だが久しぶりに太陽の下、思いっきり運動したことでなんと清々しいことか。

 

その後打ち上げとなるが、まだ太陽高くもったいないので、

今年からまた手伝うことになった、少年野球チームの練習に参加。

球拾いをしながら子供たちとコミュニケーション。

当たり前だがいろんな子がいる。

持って生まれた性質や家庭環境、そして周囲の人間関係などによって

身に付いた言葉や行動が様々現れてくる。

大人の私に対して、生意気な暴言を吐く子がいた。

はじめて出会った子なので、彼にしてみたらあとから入ってきた、ただのオッサンかも。

睨んで怒鳴ってビビらせて直すか、優しく語り掛けるべきか。

たかが少年野球だが、その中は社会の縮図でもある。

上下関係はもとより、納得できない理不尽なことや、単純な足し算引き算では

結論が出ないこともある。

その中で私たちは、学校の先生とは違う親の視点や経営者の視点、

地元地域社会を構成する一員として、子供たちをサポートしてあげる立場。

少しでもこの子達の成長に役立てればとの思いである。

 

練習の中に高校生の姿があった。

今はもう野球はやっていないようだが、このチームのOBである。

ラフな服装にピアスのいでたち、6年程前に私が指導者としていた頃に

6年生だったF君であった。

「町で監督さんにあった時、練習に来いよと言われて早速来ちゃいました。」

当時の少年姿とは全く違うが、笑顔がそのままであった。

私の子供もいずれ手伝いに戻ってくる。

 

そんなチームづくりに貢献できればと思う。