鉄筋コンクリート造4階建ての解体工事見積り中。
表から見ると4階で、裏から見ると3階。
つまり建物の両面に道路があり、高低差が1階分ある。
解体というと「壊すだけ」だから簡単、と思うかもしれない。
ところがそうではない。
たとえ木造2階建てでも、近隣への配慮をしながら
事故のないよう、社会のきまりに(分別等)反しないよう
綺麗に壊して、続く新築工事へ渡す。
これはなかなか大変なことである。
ましてや鉄筋コンクリート造の4階建てとなれば、難度がぐっと高まる。
なおかつ今回は裏手が1階分地下室になっているのと同じだから
山留めを考えながら、新築工事のことを考えながら、
頭を使って解体する必要がある。
どうすれば最大の効果が出るか・・・
解体工事には字の通り「解く」能力も必要なのである。