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理にかなった家づくり

朝一は次男のサッカー応援。

フォワードの仕事をキッチリできずに、納得いかなかったようだな。

10時には終わったので、会社に戻ってまたまた雨漏り関連のテキストづくり。

もともと現場に出たがりの私としては、流石に少々苦痛をともなってきた。

が、ここが踏ん張りどころと気合を入れなおしてミッチリやる。

 

会社の中にいるとまったく気付かないのだが、

もの凄い強風が吹き荒れていた。

夜の街は、自転車が軒並み倒れ、公園の木々も怖いくらい暴れている。

暮れの大雨といい、年初の強風といい、なんだか変だ。

会社の植え込みに立つシャラの木には、ヒヨ鳥の空き巣があったが

スッカリ葉の落ちた枝への強風で、地面に落ちてしまっていた。

観察するといろいろな素材を集めて使っている。

これがなんとも良くできているのだ。

巣の外周部にはビニール紐やらガムテープの切れ端、

これが結構強度があって、しっかりと固められている。

そして内周にいくにしたがって雑草や細い小枝、

職人が手を入れたかのように綺麗に円く編まれている。

一番内側の小鳥が直に触れるところは、

最も細い小枝や柔らかめの草のようなものが、

これまた優しい曲面を構成している。

内側にはビニールやガムテープはまったく使われていない。

大したものだ。

おそらくこれは、拾い集めた順番に単純に編み上げたのではないだろう。

鳥に聞いてみたいものだが、どうみても考えて造っている。

落っこちてしまったので、今年また建替えに来る?

それとも懲りて移転かな?

不謹慎だが楽しみになってしまった。

今度はどんな家づくりを見せてくれるのだろうか。