健やかに生きること

昼には熱海から戻り会社に直行。
気がかりの業務をいくつか済ませ、妻の実家へ。
正月に行くことができないので、
孫たちの顔を妻の両親に合わせるのだ。
孫たちは早めのお年玉を狙っている。（笑）
私たちが結婚する時、義父は大手企業でバリバリに働いていた。
だが結婚式の少し前に会議の最中に倒れ、
一命は取り留めたものの仕事からの離脱を余儀なくされた。
それから18年、不便ながらもしっかりと毎日を生きてきたが
ここに来て急激に変調し、完全介護の必要な状況になった。
義母は人様に面倒を見ていただくなんて…と思い
頑張ってはきたが、もう限界に近いと思う。
このままでは義母の体が心配である。
介護をプロに依頼することに罪悪感を持つことはない。
私と妻はそう合意しているので、義母に伝える。
一昨年の暮れには、恒例の熱海旅行に一緒に連れて行き、
孫の手を借りながら入浴をした。
体調思わしくなく我侭な発言が多くなっていた義父だが、
「また皆で行こう。」と喜んでいた姿が思い出される。
もう一度義父の口からこの言葉が出たら実現したい。
健康であることの大切さを教えてくださっている。
私たちにも、そして孫にも。