興味津々でいこう

来春早々に着工予定の敷地で地盤調査立会い。
今回はスウェーデン式サウンディング調査。
木造物件の地盤調査として良く採用されている調査だが
実は現場歴２０年にしてはじめての体験なのである。
なのでとても興味があり質問攻め。（笑）
なるほどなるほど。忘れないように手帳に記す。
現場監督になりたての頃が懐かしい。
現場で見る新しいこと、初めて聞くことは
必ず質問攻めにしてメモをとった。
例えば現場造成杭の施工。
大きな水利タンクがあって
連結する管が何本もあって
水中ポンプがあって…
こういったものがどうつながっていくのか
なぜ必要なのか興味津々であった。
質問攻めで得た答えはわが身の宝。
まさに、聴くは一時の恥聴かぬは一生の損の心得。
当時手帳に記した杭工事の全景スケッチや
タイルの割付根拠の図などは
今でも鮮明に頭の中に残っている。
聴く見る描くが記憶の３原則。
誠に身勝手な私的持論だ。（笑）
最近デジカメのおかげで「描く」ことを
省略することが増えてきてしまった。
そうなると思い出せない。
今一度基本にかえろう。
一番大事な「興味津々」に。
その気持ちさえ失わなければ
自然と聴く見る描くが習慣になる。