それが先生

午前中は大和市の雨漏り現場再調査。
先日いろいろと見た箇所を絵にしてみたが
どうしても仮説が成立しないので
思い切って漏水箇所の天井を壊すことにした。
こんなこともあるんだなあ…って感じ。
濡れた天井ボードを取ると
更にその上には鉄板。
電動工具で切断してみると、
そこには雨樋と空の明かりが見えている。
なるほど。こりゃ漏るわ。
そこから福生へ。
以前増築工事をいただいたお客様のお見舞い。
具合が悪くて家にいる、と思い込んで訪ねると留守。
うかつだったが手紙だけ投函して失礼する。
ご主人が完全に具合悪くなる前にとのことで増築、
大きな浴室とトイレを設けた。
本当にやっておいて良かった…という状況になっている。
全体的に交通量が多くて、会社に戻ったのは夕方。
今日は段取り悪く、車に乗っている時間が長すぎるな。
そこからお通夜。
小学校の時の同級生が亡くなった。
訃報を受けてあちこちに連絡を取ったのだが
そのなか卒業時担任の、Ｔ先生がおいでくださった。
Ｔ先生がご焼香に立つと
故人のお母様が泣き崩れ
先生も語りかけながら涙していた。
当時23人の児童は皆、先生に愛されていた。
そして親とのつながりも深かった。
30年以上経っても、
ずっと先生であり教え子である。
別れ際に優しい声で
「お前たち体に気をつけてくれよ」
「先生こそ…」
ジンときてしまった。
仰げば尊しわが師の恩。