「必要」に応える

朝一は新築店舗工事の概算見積り。
それから建築関連のセミナーへ行った。
「設計者のための風水学」
なかなか良い内容であった。
それは講師の方が、
ご自身で設計事務所を開業されて
その実体験から風水を学び生かしてきた方だから。
これがテレビで見るような風水師だったら
「へぇー。」という程度だろう。
風水とか家相とか信じるか？
迷信・こじつけと捉えることもできるし
まったく気にしない人は結果なんでもない。
そりゃそうだ。
何があってもそのせいにしないから。
だが私は、先ずは素直に信じて
学んでおきたいと思っている。
それはいつもごひいきにして下さる
年配の得意先の方々に、気にされる方が多いから。
「迷信ですよ。気にしたらキリがありませんよ。」
と言っても、気にしておられる方の心は動かない。
それどころか、何か不幸が起きれば
「やっぱりあれが・・・」となんでも結びつく。
逆に「そうですね。ポイントだけでもこのようにしましょう。」
と少しでも共通の思いになる素直さがあれば、
なにかことが起きても
「ああしておいたから、この程度で済んだのよ･･･」と結びつく。
風水や家相が正しいかどうかよりも
必要とされているかいないか。
必要とされた時にそっと出せる程度の知識は欲しい。
押し付ける気は毛頭ない。
まっ、本日程度の学びではそっとも出せないが。（笑）
午後は世田谷で内装リフォーム工事の契約。
お住まいの中でやる工事なので諸々打合せ。
お茶の気遣い無用のこと
室内禁煙のこと
鍵の取扱いのこと
駐車場のこと･･･などなど。
すこしでも心の負担を軽減してあげないと。
何を必要とされているか。
何が欲しいのか。
さらっと察知したいものだ。