良い仕事をしよう

夕方、恒例の月末会議。
各現場の状況確認と人員調整などが主なる話題。
このところ新築工事が遠のいており
様々な改修工事が重なっているので
かえって細々とした調整が必要だ。
Ｋ邸の楽器演奏室工事
Ｈビルの地下駐車場防災設備工事
Ｙ邸屋上防水改修工事
Ｏ邸バルコニー改修工事
Ｇ邸茶室工事
そのほかにも得意先には
「なんでもすぐにやります」体制をとっているので、
小さなメンテナンスは切れ間がない。
これを３人で調整する。
リーダーのＩ氏が仕切っている。
ちょっと前までは私が率先して最前線で
現場を担当しながら調整していた。
過日、今後の体制についてＩ氏と真剣に
話し合った結果
このような体制へと変化した。
任せたことのない部分だったので
どう変化するか不安もあったが、
やってみると意外と問題ない。
むしろスムーズな感すらある。
Ｉ氏のほか２名の若衆も、
成長の一途をたどっている。
この体制で、私が社長としての責務を果たせない理由がない。
もしも、果たせないならば当社はここまでである。
実はこのような体制づくりは
創業以来５０年の歴史の中になかった。
常にトップリーダーたる先代社長が
すべてを取り仕切っていた。
もちろん試みがあったかもしれないが
結果として残っていない。
だがそれは批判するつもりもない。
むしろ５０年の歴史を大切に踏まえて
仕切りなおしで新会社がスタートできたと感謝している。
会社の経営自体は最終目的ではない。
私も含めて社員もその家族もお客様も、
皆が幸せになる為に必要な手段である。
その意図が明確ならば手法はたくさんある。
もしも試みた手法が間違っていたと
気付いたら修正すればよい。
こんな気持ちになれるのも
社員のみんなが真面目で信頼できるから。
このメンバーだからこそ
それぞれのパートで良い仕事ができる。
「良い仕事をしよう」で会議を締めくくった。
尊敬するＲ社長のパクリのようだが･･･。
とても嬉しい月末会議であった。
見失ってはならない。