反面教師

金曜日だが仕事を休んだ。
親バカとは思いつつ、
息子の高校野球の試合へ行った。
こちらを離れてのアパート住まいなので
正直久しぶりに会いたくなってしまった。
秋の大会の最大の山場という相手だった。
結果は1対0で歓喜の勝利。
見事なゲームであった。
試合には、毎日の晩御飯の面倒を見てくれる
食堂のご夫婦も応援に来てくれていた。
我が子のように見てくれて、
きわどい勝利の瞬間に喜びの涙まで流して。
この日、ご夫婦にささやかなプレゼント。
父母会が応援の時に着るポロシャツをペアで。
いつも少し離れたところで
さりげなく応援してくれているので
これを着て一体になってもらおうと思っていた。
子供をみて思う。
物事に真剣に取組んでいると廻りの人が
応援してくれたり支えてくれたりするのだ
と、これまた親バカな見解であるが。（笑）
思うに高校時代を振り返ってみると
何も打ち込むものもなく
だらしのない生活をしていた自分。
そうではない子になって欲しいと思っていた。
「こういう子供でありたかった」
自然と自分自身を反面教師にしていたのかもしれない。
私の反省と後悔は子供で解消された。
もちろん今は反省を生かして
充実した大人であると自負しているが・・・
自分で言うなってか。（笑）
今のところ息子の最大の目標は甲子園。
甲子園に行くことが支えてくれている
全ての人への恩返しだと言う。
心から応援している。