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こんなオチですが…。

6月後半は多数の改修工事が重なっていた。
NPO活動も第一ステージが近づいており
なにかとバタバタしてしまった。
相変わらず自身のコントロールがいまいちで反省…。
7月の仕事が足りないと思っていたが
見事にみんな予定通りに竣工してしまい
パッタリ途切れてしまった感じだ。
まあ、こんな時だからこそできることもあるし
必ずまた忙しい日々が訪れることを信じて
時間を大切に使おう。
以前ブログに書いたが、
近所のオフィスビルオーナーから連絡があり
RC7階建ての最上部付近で
外壁タイルが大きく浮き上がり
遠めにみても剥がれ落ちる寸前の状況で
助けて欲しいとのこと。
建物は当社の物件ではないが
日頃から内装工事などを頂いていることも有り
当然、緊急対応の手はずをとった。
屋上に上がってみると
想像以上に大変な事態で、
ちょっと触れば80センチ四方くらいの
タイルが落ちるような状況。
下を見れば信号待ちの人や通行人がいっぱい。
早速用意した大型ネットを垂らして
とりあえずの応急処置。
数日後の早朝、人通りのない時間に命がけで作業。
最上部の笠木に這いつくばって、
先ずはタイル剥がし。
慎重に剥がしたがやはり触ったとたんに
いくらか落下した。ヒヤヒヤだ。
体も乗り出してやっと届くところ。
安全帯をつけてはいるが気持ちの良いものではない。
なんとか剥がし終えて、
今度はタイルとコンクリートの間に
水が入らないようにシーリング。
これもまた難儀であった。
オーナーから大変喜ばれて
外装全体の改修工事見積りを出すように依頼を受けた。
A・B・C三種類の仕様による見積書をつくり提出。
大きなお金のかかることなので、
当然検討されるということで保留。
とりあえずタイルは剥がしたが、
心配とのことでうちの大型ネットは張ったまま。
ちょっとかっこ悪いがしかたがない。
あれから2ヶ月以上経過した。
昨日その建物前を車で通りかかった。
なんと足場かけ作業が行われていた…。
さて、命がけで作業した者と足場かけした者と
どちらが得をしたでしょう。
やっぱり後者か。
長々書いたがそんなオチでした。
さあ、切り替えてがんばろう。