カテゴリ未分類

工事の意図

今日は内装の改修工事2件、進行状況チェック。
どちらのお施主様も
「気付いたことはやってね、ちゃんと払うから」という
スタンスなので助かる。
当然それでも説明してご理解受けての作業となるが。
もちろん止め処なく何でもやるということではなく
これはやるべきと思うことだけだ。
では「どういうことがやるべき事」か。
答えは簡単。
快適な生活に欠かせないことで、
かつ今ならば出来ること。
もうひとつ言えば
私ならこうして欲しいと思うこと。
1件目はプレファブの事務所内装。
天井を解体し終えて
下地を組んでいるなか、なんとも「暑い」
断熱が今なら出来る。
早速提案して屋根裏・壁内部側に
断熱材を貼り付けた。
まったく違う。抜群の効果。
光熱費も節約できそうだ。
2件目はRC3階部分の住宅内装工事。
こちらも天井解体し
下地組をするなか、ジョロジョロジャー…
4階の生活排水管が天井内にあるため
台所やトイレを使用するたび激しい音。
遮音が今なら出来る。
全ての給排水管に
グラスウール+遮音シート巻きをする。
これまたまったく違う。
どちらも工事が終わってからでは出来ない。
いや、出来ないことではないが当然大変。
改修工事の意図が
快適な執務空間・住空間づくりだから
おのずと必要なことは見えてくる。
外装工事の意図が
雨漏りを止めること、ならば
当然その観点により見えてくるものがある。
どうしてこの工事をやっているのか?
常に意識し続けることが大切と思う。


まさしく真理ですね。ドラッカーです。