カテゴリ未分類

薬が効いている

昨日は新宿で内装リフォーム工事着手。
鉄筋コンクリート建物の在来工法浴室や
和式トイレの解体、ほか内装撤去。
それに2世帯の間仕切り壁をぶち抜いた。
間仕切りの片側は普通に生活をしている食堂。
当然そのまま簡単な養生で壊したら大変なことになる。
また、そのぶち抜く壁にはコンセント・TV・TELと
全て使用中の配線が出ていて要注意だ。
そこで食堂側に軽鉄+ボードの間仕切壁を造った。
配線は傷めないよう、コンパネで覆った。
間仕切りから少しのコンクリート粉塵も漏れぬよう
目張りテープをして、更にビニールを重ね貼り。
磐石の態勢で臨み、結果は完璧。
同時に屋上防水の準備として
不要になった高架水槽の基礎を撤去。
古い建物で基礎は軽量ブロック。
撤去すると床面コンクリートが露出。
つまり防水がない状態になった。
夜雨が降るようだし、防水工事は来週。
仮対処として防水の切れ目、
コンクリートのクラックなどにシーリングを充填。
更に防水紙をシーリングで貼り付け。
なんとかこれで雨はしのげるだろう。
先の養生、後の仮対処が大切。
直接の工事がいくらうまくいっても
間接のこうした気配りを怠ると
とんでもないことに波及する。
恥ずかしながら過去の経験が予防薬になっている。