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本当に毎日ぐずついた天気だ。
8階建ての外装改修工事をしているが
あまりにも雨が多いので
足場最上部にビシッとシート屋根を掛けた。
もちろん多少の雨は足場をつたうが
外壁そのものがビッショリ濡れないだけで
その日も翌日も仕事になる。
これで何とか遅れずに・・・どころか
逆に予定よりピッチが上がっているのだ。
シーリング工の人数がいつもの2倍3倍に。
つまり、他の現場で仕事が出来ず
「あそこなら屋根あるから」と
集結してくれている。
転ばぬ先の杖、濡れる前の傘?って実感。
工事の進行に影響が出るのは天候ばかりではない。
多数の入居者のあるマンションなので
バルコニー内の作業は問題山積。
荷物(ゴミも含め)、洗濯物、布団、プライバシーなど。
ここも事前の準備が大切だ。
作業について何度も丁寧に通知する。
はじめは
「○○作業に入りますので、
 お荷物の移動をお願いします。」
そのうち
「失礼ながら当方でお荷物を移動しながら、
 時には足場の上へ載せて作業します。」
あるいは
「ご不要のものがありましたら、
 この荷札をつけておいてください。
 足場からゴミ集積所に運びます。
 粗大ゴミ扱いになる物だけは
 実費をご負担いただきます。」
といった感じで、自分たちの作業がしやすいように
同時に住まい手が快く協力してくれるパターンを
つくっている。
地道で大変な作業ではあるが結果得することになる。
昨日、ある室でバルコニーの品物ほとんどに荷札。
奥さんが
「誰かに頼んでも処分したいと思ってたのよ!
 もちろん全部有料でいいのよ。」
もちろん、これ以上大規模な建物で
住民の顔が見えないようなところではこうはいかない。
リスク紙一重である。
というかこれ以上大きな規模は当社では出来ない(笑)
現場の玄関ホールにはテルテル坊主を
ぶら下げているが、
いずれ雨も恵になる必要なものだから
傘だけ用意しておいてうまく付き合おう・・・。
なんて、かなり無理してるけど(笑)