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基本

若い奴らが頼もしい。
2人の若者。
建築系専門学校を卒業して
ご縁あって就職の場となった。
2人とも真面目だ。仕事に対して真剣。
日々成長を感じる。本当にありがたい。
入社してすぐに小さな手帳を持つように言った。
コンビニで売っている大学ノートの小型版。
いつでも携行して何でもメモを取るように。
これは私の修行時代の教訓。
当時何でも書いた。
タイルの割付・・・という話が出れば
その手法を一生懸命聞きながら記した。
初めての杭工事・・・となれば
なぜその装置が存在するのか
この配管にはどういう意味があるのか。
この言葉はどういう意味か。
しつこいほど聞いたしメモした。
そのお陰で、ベテランの先輩が
「えっ!そういえばその意味知らずにやってた・・」
みたいな事まで認識していた覚えがある。
そう。なんにでも興味をもって、
わが身の知識にすべく「聞く・調べる」
これ以外に技術者の道はないと思う。
雨漏りの修理をしようとする者がいる。
自分の仕事だけを全うすればよい?
いや違う。
どうしてこういう施工になったか。
この下には何があるのか。
どういう理屈でこういう仕組みになっているのか?
全てを理解した上で初めて自らの知識・技術が生きる。
そうでなければ間に合わせの水止めにしかならない。
今日8階外装改修現場の足場の上で感じた事。


亡き父が私によく言ってた言葉が有ります。
それは「おまえは本当に○○○の象さんだな」
○○○の所は今は今は使えなくなった言葉で目が不自由な方と言う言葉です。意味は目が不自由な方は全てを触って確かめるという事らしく、私が何でも触ってみるので昔からよく言われました。
でも色々な事に興味を持ったおかげで今の自分が在るのだと思います。