カテゴリ未分類

登録しよ。

昨日はGW最後の日だが一日会社にいた。
新築案件と改修物件のプランニング。
打合せ用としてなかなかいい間取りができた。
当社は基本的に設計業務は行わない。
「設計施工がセットになっていると
       いい結果を生まない・・・」
と思い続けていたから。
施工会社が建築士事務所を併設しているケースは多い。
そのなか当社はしていない。
だが、ちょっとした内装の改修や
新築でも仕事に結びつく前の
概略案などは出来る限り自分でやっていた。
正確には私のほかの社員も。
(もちろん有資格の範疇で)
「設計施工がセットになっていると
       いい結果を生まない・・・」
が、この頃いろいろなことがあって
この考えがだいぶ変わってきた。
建築士事務所登録をすることにした。
「施工側よりも設計の先生になりたい」
なーんて気持ちはひとかけらもないが(笑)
さてと、なんて名前にしよう?
通常は施工社名と同じにしているところが多いが。
けっこう楽しみ。
今日は8階RCマンションの外壁調査。
足場組が終わったのでタイルの浮き具合と
シーリングの状態を見た。
想定していたよりかなり悪い状況だ。
最上階のタイルが10枚ほど簡単に取れてしまった。
シーリングも完全に切れて水が廻っている箇所多数。
タイル工・シール工の施工時に問題があったところもある。
だが、この度の簡単に取れた部分
完全に切れている部分は
職人個々の問題ではなく、
トータルに見た水の納まり
即ち雨仕舞いの問題と思われる。
「これじゃあ天端のマグサタイルの接着面に
 水が常に回り込んでしまう。
 しかもその取り合いにシーリングすらしてない。」
「アルミ部材とタイル面の取り合いシールには
 裏から水が廻ってきている。
 アルミ部材の中に入った水が逃げ道を探して
 内面の鉄部を錆びさせて爆裂してきている。」
現場をたくさん見ている人なら、
だいたいの絵が頭に浮かぶはず。
こういう仕事も施工者だけではなく
建築士事務所が監理に入る場合がある。
分かってくれる方もいらっしゃるだろうが・・・。