足元

練馬の新築物件が昨日の３月晦日で完了。
引き続いて１階店舗の内装工事が始まるので
まだ２ヶ月くらいはお世話になるが。
建物前面を養生していた床のベニヤを取り、
土の露出しているところを整地して砂利敷き。
玄関アプローチの雨水浸透用に設けた溝にも
化粧の砂利を入れた。
ほとんど完成していたのが、
やはり最後に足元が綺麗になると
全く印象が違ってくるから不思議だ。
仕上段階に入る前の、コンクリート工事中でも
なんだか現場がすっきりしない時は
足元を整理して床を掃除すると
見違えるようになり気も晴れる。
仕上が進んで最後に床のタイルが貼られると
「完成」を感じ本当に気持ちが良くなる。
他の会社での修行時代に
ご指導くださった先輩が常に言っていた。
「監督として現場に入っていて
　ちょっとでも手が空いたらほうきを持て。
　足元と便所を掃除しろ。」
ずっと実践してきて「これが監督の基本」と思う。
当社の新人にもまずこのことを徹底している。
そうすることで職方の「気持ち」まで綺麗になると信じている。
今私の足元はどうだろう？
ちょっと整理が必要だな…。
気持ちよく前進する為に。
…ひとりごとです。