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ぴたり!

目黒のRC新築現場で着工準備の遣り方。
設計図書に基いて建物を敷地内に配置するのだ。
通常は概ね四角形の土地が多いので
隣地境界から○ミリを当方建物の芯として…
というように、割と問題なく作業は進む。
そうして全体の配置を見て
各地点の境界からの離れや有効寸法の確認をする。
今回の敷地形状は複雑。
細長い三角形でしかも所々に折点がある。
建物配置を出すにもあちこちの折点を基準に
敷地形状出しから行わねばならない。
設計の方が親切な方で
敷地図のあらゆるところに角度の書き込みをして下さった。
キャドの力で簡単に出来る。
ポイント1から○度○分○秒振ってポイント2を決めて
そこから○メートルの地点をポイント3として
また○度○分○秒振る…
などと測量機械をあちこち移動しながら追っかける。
そうすると最後のポイント6から7の距離が3495ミリに
なるとの予定だが…ぴったりだー!
ちょっと驚いた。すごいうれしい。
キャドのお陰と、我々の緻密な作業の賜物!(笑)
これだけ複雑だとさすがに何センチかは
誤差が出るのはしょうがないと思っていた。
この現場はきっと最後までうまくいくぞ。
若き担当者とにんまり。