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不覚…。

昨日午前中は練馬のRC現場で定例打合せ。
型枠大工さんが異常な忙しさということで
約束の日に乗り込まず参った。
が、切り替えて先にできることを
様々進めているので
最後は工程取戻しの予定だ。
その後杉並のお客様宅へ。
ここは2年ほど前に得意先からのご紹介で
玄関前に車椅子用のスロープを設置する
工事を行わせていただいたところ。
この度は道路際の竹垣が朽ちてきたので
アルミフェンスに換えたいとのご依頼。
当時は、将来を考えて…ということの工事だったが
思わず完成後すぐにご主人が患われて、
とても助かったとお喜び下さった。
そこから渋谷の増築工事宅へ。
何回かブログに書いたが
ここのご夫婦は本当に優しく素晴らしい方。
小さな花束を手みやげに
最終追加工事金のことで伺った。
約1100万の契約でスタートした工事だが
途中ご希望や、不具合発見などから
多数の追加工事を頂いた。
信頼しているので金額のことは
気にしないで進めて…ということだったが
一応概略150万程度の追加想定を伝えた。
そこからもいくつかの追加が更に発生したが
特に金額の話はせずに終えた。
そして昨日、全てを清算して金額提示。
「納得できない…」と申される。
実際に180万程度の純追加があった。
だが基礎工事や設備工事など、
読みづらく安全見て見積もっていた部分や
実際にやらないで済んだ工事分をたすと
80万程度の減額分ができた。
従って100万の追加でということで提示したのだが
「あれやこれやとお願いしたのに
 こんなに少ないわけがないわ。
 そんな風にしていただいたら、
 これからお願いしづらい。
 だめ。ちゃんと請求してくれないと!」
そう。
追加金が少なくて納得ができないと申される。
押し問答の結果、やっと納得?していただいた。
こんなの初めて。
それから有難いお話で一杯になる。
私と初めてあった時の印象のこと、
担当した若い現場監督や
協力業者、職人への最大級のお褒めの言葉、
工事の出来に対する満足の声、
などなど、お話し頂くうちに
有難くて嬉しくて
目頭が熱くなっていた。
結びに奥様が目を潤ませながら
「こんなに素晴らしい皆様が寄り添うのは
 あなたの会社の姿勢の賜物。
 そして築いてこられたお父様の
 ご苦労や努力のお陰…。
 すべてを大切にして社長としてご成長下さいね。
 益々発展されるよういつもお祈りしています。
 本当に出会いに感謝しています。」と。
がまん出来なかった。
不覚にも涙が溢れてしまった。
言葉にならなかった。
素晴らしいお客様のお陰なのです…
育てていただいているのです…
ということを言いたかったが
涙で声にならなかった。
奥様も声を詰まらせて
ありがとう、ありがとうと。
本当に感謝で一杯だ。
この仕事を選んで良かった。
心からそう思う。
生涯この日のことは忘れない。


泣き虫・・・・・・・・(笑)
富士山の頂上でも感動して泣いちゃうんじゃないの?
って言いつつオイラも思わず貰い泣き。(笑)