カテゴリ未分類

てんこ盛りな一日

早朝6時からの会議を済ませ
2時間ほど業者に渡す入札図面の整理。
青焼きは事務員に頼むが約300枚だ。おつかれさま。
その後、渋谷の老夫婦の木造住宅増築工事引渡し。
前にも書いたが本当に素晴らしい方で、
全ての職方が気持ちよく仕事をさせていただいた。
涙を浮かべて喜んでくださったが、こちらこそ感謝で一杯。
当社の若い監督もお客様の気持ちに応えて
一所懸命に良い仕事をしたようだ。良くやった。
頭を深く下げて、次の場所へ…と路地を出ると
目の前を見慣れた車が通り過ぎた。
運転手はこの私だ。ガーン!久々のレッカー移動。
近所の工事車両が結構停まっていたので
便乗して私だけやられた。
代々木警察へ出頭して、書類を終えると
車は渋谷区役所の地下駐車場に保管とのこと。
すごい距離を行ったりきたり…。
こっちが悪いんだけどね。
幸い次の大事な約束には時間の余裕を
とっていたので間に合う。
と向かおうとすると電話が。
平成4年に当社で建てた物件が
10年して雨漏りしてしまった。
そのときの処置は原因究明よりも
全体を覆う…ということを急ぎ
全面シート防水を施した。
その時の口約束があった。
3年後、5年後に保護トップコートの
塗り替えも辞さない覚悟であると。
なぜならそれまで表面は
押さえモルタルだったのが、
こちらの都合で露出シート防水になった。
それならばその後のメンテナンスとしての
トップコートの塗り替えもしてほしい。
との要望に応えた形だ。
正直言って「そこまでは…」という
気持ちが山々だったが覚悟を決めた。
あれから3年たった旨のご連絡だった。
急ぎ目黒に大事な打合せへと向かう。
新築工事契約に向けて最後の打合せ。
当社が斡旋した設計事務所と共に臨むが
実は先日ちょっとした取り違いで
お客様がご立腹、そのフォローも兼ねている。
お許しいただけずに
仕事を断られる覚悟までしていた。
設計者は既に契約を済ませ、設計も完了してる。
このまま他社に流れても設計監理の仕事は続く。
幸い誤解が解けて、話が良い方向に。
「施工させていただけないかと覚悟していました。
 設計監理は私どもに関係なく続けてください
 と言うつもりでした。」
「いや、そんな事態になったらまだ集金していない
 お金を捨てても、私も降りさせていただく
 覚悟をしていました。」
ちょっと感動…。
「キッチリと良い仕事を上げて
 やっぱりお宅たちに頼んで良かったと
 喜んでいただけるよう頑張りましょう」と誓い合った。
そこから更に練馬の新築計画地へ。
先に着いて「お知らせ看板」を設置してる
若手と敷地工程差測量。
日暮れギリギリであった。
これくらいてんこ盛りだと
ぼっとしている間もなくていい。
毎日だとシビレルけど…